~株式会社バロックジャパンリミテッド様~
Cybersecurity-as-a-Serviceを開発・提供するグローバルリーダー企業のソフォス (日本法人:ソフォス株式会社 東京都港区 代表取締役 中西 智行)は本日、人気アパレル・ブランドを展開している株式会社バロックジャパンリミテッド(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 兼 最高経営責任者:村井 博之、以下:バロックジャパンリミテッド)の導入事例を発表しました。
背景と課題
ハイカジュアルブランド「MOUSSY(マウジー)」をはじめ、時代の空気を体現するコレクションのSLYや、セレクトショップのSHEL'TTERなど、ファッションセンスの高い女性に人気のブランドを展開しているバロックジャパンリミテッドは、自社ブランドが創造する「文化」を世界へ発信するという「挑戦」を企業理念に掲げ、小売業の未来を変えるイノベーションを推進しています。その一環として、同社の社内情報システム部は事業の成長を支えるためのシステム開発や運用に貢献し、長年にわたり情報セキュリティ対策にも取り組んできました。
バロックジャパンリミテッドは以前、テレワークを目的としたVPN構築のために他社製エンドポイント製品を使用していましたが、同製品にはオンプレミスで運用する管理サーバーに接続しないとパターンファイルが更新されないという課題がありました。その後、同製品はクラウド対応し、パターンファイル更新やウイルス検知情報のアップロードなどがスムーズに行われるようになりました。
バロックジャパンリミテッドでは、この経験に加え、大手衣料品チェーンがランサムウェアを使ったサイバー攻撃を受けて、全国の店舗に影響が出る被害が発生するなど、アパレル業界にもセキュリティ攻撃が起こりうることを憂慮し、最初からクラウド利用を前提に設計され、新世代の検知機能を備えたエンドポイントセキュリティに刷新・強化する必要があると判断しました。その結果、同社は旧世代のエンドポイントセキュリティが検知できなかったマルウェアに対しても、振る舞い検知機能を備えたSophos Intercept Xならば対応できると考え、同製品の導入を決定しました。
導入後の効果
バロックジャパンリミテッドは、Sophos Intercept X採用決定後、2 0 2 2 年7月から部署単位で順次運用テストを開始し、既存の業務アプりケーションが正常に動作するかを確認しました。従来のエンドポイントセキュリティ製品の多くは、国産の服飾用CADソフトウェアなどの専門業務ソフトウェアをマルウェアと誤認識して動作を停止させるため、正常に動作させるための設定変更が煩雑でしたが、Sophos Intercept Xでは検知されたソフトをホワイトリストに登録するだけで誤認を回避できたのが利点の一つです。
また、Sophos Intercept Xの導入により、ファイル共有サイトへの注意喚起やZIP暗号化されたファイルへの警告など、以前よりも警戒のレベルが向上し、運用管理の面でも、Intercept Xの管理サイトは使いやすいため、旧他社製品よりも作業効率が改善されたことも高く評価されています。
バロックジャパンリミテッド社の導入事例はこちらからご覧ください。
https://www.sophos.com/ja-jp/company/case-studies
Sophos Intercept Xの詳細情報は、下記URL先をご参照ください。
https://www.sophos.com/ja-jp/products/endpoint-antivirus
バロックジャパンリミテッドについて
株式会社バロックジャパンリミテッドは、「MOUSSY(マウジー)」「SLY(スライ)」「rienda (リエンダ)」「RODEO CROWNS(ロデオ クラウンズ)」「AZUL BY MOUSSY(アズール バイ マウジー)」「ENFÖLD(エンフォルド)」などのファッションブランドを日本、中国(※1)、香港、米国に展開するSPA(製造小売会社)です。店舗数は国内367店舗(2022年2月末時点)、海外337店舗(2021年12月末時点※2, 3)。売上高591億3,900万円(2022年2月期連結)。
- 中国本土ではBelle International Holdings Limitedとの合弁会社にて事業を展開しております。
- 当社の連結会計上の開示理由により、海外の店舗数は2ヶ月前の数値となります。
- 中国店舗数は、中国本土でBelle International Holdings Limitedとの合弁会社が展開する店舗数になります。詳細情報は、当社ホームページ(https://www.baroque-global.com/jp)をご覧ください。